Googleビジネスプロフィール(旧マイビジネス)の写真ガイド:追加・削除・選び方
- frog鈴政
- 10月9日
- 読了時間: 8分

Googleビジネスプロフィール(旧マイビジネス)を使用してMEO対策をしたいのに写真が削除できず悩んでいませんか?
画像が削除できない、不承認になる、意図しない写真が目立ってしまう…そんなお悩みを持つ方に向けて、写真の削除方法・不承認の原因・集客につながる選び方をわかりやすく解説します。
目次
■Googleビジネスプロフィール(GBP)の写真管理とは
■パソコン版とスマホ版(iPhone/Android):違いと使い分け
パソコン版とスマホ版(iPhone・Android)の操作の違い
■写真が不承認・削除できない原因と対応
■投稿できない・表示されない写真への対策
Googleビジネスプロフィール(GBP)の写真管理とは
Googleビジネスプロフィール(GBP)では、オーナー提供の写真を自由に追加できます。パソコン・スマホ(iPhone/Android)から操作可能です。
当社がGoogleビジネスプロフィール運用代行を担当した飲食店では、メニューや店舗内観の写真を5〜10枚ほど追加することで、Googleビジネスプロフィールの全体が視覚的に整理され、より分かりやすい印象になりました。写真を通じて店舗の雰囲気やサービスの内容が伝わりやすくなり、初めて見るユーザーにも安心感を持ってもらえる設計に近づけられます。
特に、実際のサービスやメニュー、清潔感のある内装が分かる写真は、視覚からの情報として信頼感を高める役割を果たします。文字情報だけでは伝えきれない魅力を補完する手段として、写真は非常に効果的です。
どのような写真が集客に効果的か

ただ写真を載せればよいというわけではなく「ユーザーが知りたい情報が視覚で伝わるか」を意識することが大切です。
店舗の外観や入り口
店内の雰囲気
代表メニュー
接客中のスタッフの様子など
実際に利用する際に気になるポイントがわかる写真が効果的です。
特に初めて利用するユーザーにとって、「どんな人がいるのか?」「どんな雰囲気のお店か?」といった情報が事前に確認できると、安心感が生まれ、利用へのハードルが下がります。写真は単なる装飾ではなく、信頼や安心を視覚で伝えるための重要なコンテンツなのです。
オーナー提供写真とユーザー投稿の違い
オーナー提供の写真は、自分たちで選んで掲載・削除できるため、店舗の魅力を意図的に伝えられるのが特長です。たとえば、特徴的な内観や人気メニュー、スタッフの雰囲気など、好印象を与える写真を選んで掲載できます。
一方、原則としてユーザー投稿の写真(来店客が撮影・投稿したもの)はオーナー側では削除できません。また、クチコミと一緒に投稿された写真も、プロフィール内の「写真」タブに自動で掲載されます。そのため、古いメニューや一時的なレイアウトの写真が残ってしまうと、最新の情報と食い違うことがあります。
ユーザーが投稿した写真で削除したい場合は、
内容が不適切だったり、ガイドラインに違反している場合には、Googleに削除リクエストを送り、審査のうえ対応を依頼しましょう。
パソコン版とスマホ版(iPhone/Android):違いと使い分け
パソコン版は、大画面での作業に適しており、複数の写真をまとめて管理したり、画質や構成を細かく確認しながら調整できます。定期的な見直しや一括更新に便利です。
一方、スマホ版は、現場で撮影した写真をその場で投稿できるため、スピーディな更新やリアルタイムの情報発信に最適です。
パソコン版とスマホ版(iPhone・Android)の操作の違い
写真の追加は、パソコンやスマートフォンから簡単に行え、最新情報を手軽に発信できます。ここでは、改めてパソコン、iPhone、Androidそれぞれの操作手順をご紹介します。
■ パソコンから写真を追加する手順
Google検索またはGoogleマップで自社プロフィールを表示します。
[写真を追加]をクリックします。
アップロードしたい写真または動画を選択します。 ※アルバムから選んでアップロードすることも可能です。

■ iPhone・Androidから写真を追加する手順
Googleマップアプリを開きます。
画面右上のプロフィールアイコンをタップし、「ビジネスプロフィール」を選択します。
写真を追加したい店舗を選びます。
[その他]→[写真を追加]をタップします。
アルバムから写真を選択してアップロードします(※複数選択可能)。
[完了]をタップします。
[公開]をタップします。

日常的な更新や現場での投稿には、普段使い慣れたパソコンやスマホでの操作がベストです。いずれの場合も、スマホで撮ってすぐ投稿 → パソコンで全体を整理・見直すという流れが、効率的な運用につながります。
写真が不承認・削除できない原因と対応

Googleビジネスプロフィールに写真を投稿した際、「不承認」になったり、削除したい写真が自分では消せないといったトラブルに直面することがあります。
ここでは、よくある不承認の理由や削除できない場合の対処法について解説します。事前にルールを理解し、スムーズな写真管理につなげましょう。
写真が「不承認」になる主な理由
Google の審査は主に自動システム(AI)で行われ、「画質が低い」「ガイドライン違反」「著作権問題」「関連性の低さ」などで不承認になるケースが多いです。
具体例:
手ブレ・ピントずれ・暗すぎ → 画質が低い
肌の露出が過度、アダルト要素、差別的表現 → ガイドライン違反
他サイトから無断転載した写真 → 著作権問題
店舗と関係ない風景・観光地写真など → 関連性が低い
不承認と判定されると、公開されないかステータスが「保留中」「不承認」になります。

「Google に写真削除リクエストを送る方法
ユーザー投稿写真を削除したい場合、オーナー権限から直接は消せないため、Google に「問題を報告」または「違反報告」を送ります。
流れは以下の通りです。
■ パソコンから削除リクエストを送る方法
Google検索またはGoogleマップで自社プロフィールを表示します。
「写真」タブを開きます。
削除したい写真を選択します。
写真の右下にある【旗】マークをクリックします。
違反理由を選択して送信します。
Googleの審査を待ちます。

■ iPhone・Androidから削除リクエストを送る方法
Google検索またはGoogleマップで自社プロフィールを表示し、「写真」タブを開きます。
削除したい写真を選択し、右上の[︙]をタップします。
「この写真または動画を報告/削除を依頼」を選択します。
違反理由を選択して送信します。
Googleの審査結果を待ちます。

ただし、リクエストを出しても必ずしも削除されるわけではありません。理由によっては却下されることもあるため、あらかじめ整合性のある説明を付けると通りやすくなります。
また削除リクエスト後、対応まで数日〜1週間以上かかる場合があります。なかなか削除が行われない場合は、Googleサポートに直接問い合わせることをおすすめします。
投稿できない・表示されない写真への対策
Googleビジネスプロフィールに写真を投稿したのに、「アップロードできない」「投稿したのに反映されない」といったケースは少なくありません。
こうしたトラブルの多くは、ガイドライン違反や形式の不備、システム側の仕様によって起こります。ここでは、投稿時に注意すべきポイントと、表示されないときの確認方法について解説します。
ガイドライン違反になりやすい例
Googleの規約に抵触しやすい写真例には以下があります:
これらを避けることが、投稿拒否・不承認を減らす第一歩です。
推奨される画像サイズやフォーマット
Google 推奨フォーマット:JPG または PNG
サイズ:10 KB〜5 MB
解像度:縦横最低 250 ピクセル以上、できれば 720px〜1440px くらいの画質で登録を推奨
また、過度な加工やフィルターは避け、自然でリアルな色味を基準にすることで、審査で不承認になりにくくなります。

参考元:©2025 Google プライバシー ポリシー
写真が反映されないときの確認ポイント

Googleビジネスプロフィールに写真を投稿しても、すぐに反映されない場合があります。その際は、以下の点を順に確認してみましょう。
まず、投稿から1日〜1週間程度と反映に時間がかかる場合があります。すぐに表示されない場合でも慌てず様子を見ることが大切です。
次に、写真のステータスをチェックしましょう。「保留中」「不承認」「公開済み」などの表示があり、不承認の場合はガイドライン違反の可能性があるため、再投稿や画像の見直しが必要です。
また、スマホやパソコンのキャッシュ(保存データ)の影響で最新情報が表示されないケースもあります。その場合は、画面の再読み込みやブラウザのキャッシュクリアを試してみてください。
さらに、Googleの表示ロジック上、類似写真が複数投稿されると表示優先度が変動する可能性があります。そのため、定期的に魅力的な写真を追加し続けることが、表示の安定と注目度アップに繋がります。
まとめ・次アクション
まずは現在掲載中の写真を見直し、不適切なものに対して削除リクエストを送りましょう。その後、魅力を伝える写真を選定・追加・定期見直しすることが、MEO対策の第一歩です。不明な点があれば、Googleビジネスプロフィール運用代行会社のサポートを活用しましょう。