Googleビジネスプロフィールのインサイト活用法
- frog神広
- 2025年12月18日
- 読了時間: 10分
更新日:2025年12月26日

Googleビジネスプロフィールのインサイトを開いても、数字の意味や活用方法が分からず悩んでいませんか?
「せっかくなら対策に活かしたい」という方のために、Googleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)の「インサイト」機能の見方と使い方をわかりやすく解説します。この記事を読めば、自店舗の集客改善につながる分析ポイントを理解できます。
目次
■Googleビジネスプロフィールのインサイトの基本を理解しよう
■Googleビジネスプロフィールのパフォーマンスで確認できる主な項目
■Googleビジネスプロフィールのデータ活用のポイント
■Googleビジネスプロフィールのインサイトで分かる「ターゲットのズレ」
■GoogleビジネスプロフィールのインサイトをMEO対策に活かす方法
■Googleビジネスプロフィールのインサイトが見れない・表示されないときの原因
オーナー権限・設定の確認ポイント
■まとめ
Googleビジネスプロフィールのインサイトの基本を理解しよう
「そもそもインサイトを見て何が分かるの?」という疑問にお答えします。
ここでは、Googleビジネスプロフィール(GBP)のインサイトが提供する情報の種類や仕組みをわかりやすく説明します。
Googleビジネスプロフィールで確認できる分析機能とは

Googleビジネスプロフィールの管理画面から、「パフォーマンス」機能をクリックすると、ユーザーがどのようにビジネスを見つけ、どんな行動を取ったかに関する主要データを確認できます。表示回数、検索キーワード、通話数、ウェブサイトのクリック数などが記録されており、ユーザーとの接点を”可視化”するのに役立ちます。
無料でユーザー行動を分析できる理由
通常、ユーザーの行動データを分析するには、アクセス解析ツールや広告配信の仕組みを利用する必要があります。しかし、Googleビジネスプロフィールでは、Googleが持つ検索・マップ上のデータをもとに、ユーザーの検索行動やアクションを自動で集計し、無料で提供しているため、特別なツールを使わなくても分析が可能です。
Googleビジネスプロフィールの「パフォーマンス」では、ユーザーがどのように店舗と接触しているかを可視化できるので、まずは管理画面からどの数値が表示されているかを確認してみましょう。
Googleビジネスプロフィールのパフォーマンスで確認できる主な項目

Googleビジネスプロフィールにある、パフォーマンスでは具体的にどんな情報が確認できるのでしょうか?
ここでは、検索キーワードから行動データまで、主要な項目を詳しく解説します。
インタラクション(ユーザーの行動総数)

Googleのナレッジパネルには、「ウェブサイト」「ルート案内」「電話」などのボタンが表示されており、これらがクリックされた総数は「インタラクション」として記録されます。なかでも、ウェブサイトへのアクセス、現在地からのルート検索、電話発信などの行動は、それぞれのカテゴリに分けて確認できます。

これらのデータは、プロフィールを閲覧したユーザーが実際にどのような行動を取ったかを示す指標であり、来店や問い合わせにつながる「関心の強さ」を測るうえで重要な情報です。
検索キーワードと表示回数

ユーザーがどのようなキーワードで検索して店舗を見つけたのかも、「パフォーマンス」画面で詳しく確認できます。たとえば、上記の画像では「眉毛サロン 福山」というキーワードで692回検索されたことが表示されています。つまり、それだけ多くのユーザーがこのキーワードでお店を探しているということが分かります。
このように、実際の検索語句からは、ユーザーがどんな目的でお店を探しているのか、どんな悩みや関心を持っているのかを読み取る手がかりになります。
ユーザー行動データ(電話・ルート・ウェブサイトクリック)
前述の「インタラクション」に含まれる通話数・ルート検索・ウェブクリックは、ユーザーが実際に何かしらのアクションを起こしたかどうかを表しています。
表示回数が多くても、これらのアクションに繋がっていなければ、ユーザーにとって情報が魅力的ではなかった、という可能性もあり、改善の余地があると判断できます。
検索キーワードやインタラクションなどの各指標を確認することで、ユーザーの関心や行動が可視化されるため、まずはこれらの数値を定期的に記録し、変化の傾向を掴むようにしましょう。

Googleビジネスプロフィールのデータ活用のポイント

これまで、インサイトデータの見方についてご説明しましたが、「実際にどうやって活用すればよいのかわからない。」という方のためにここでは、目的別に注目すべき数字や、比較すべきポイントについてご紹介します。
目的に応じた指標の見極め
目的ごとに重視すべき指標は異なります。
たとえば「もっと多くの人に店舗を知ってもらいたい」場合は、検索での表示回数や検索キーワードの変化をチェックします。
表示回数が少ない場合は、ビジネス説明やカテゴリが適切でない可能性があります。反対に表示回数が多いのに行動が少ない場合は、店舗情報や写真、投稿の内容を見直して、ユーザーに響く工夫をしましょう。
一方で「来店や予約を増やしたい」なら、通話数・ルート検索・ウェブサイトクリック数などの“アクション系指標”が重要です。ルート検索が多いのに、来店に繋がっていない場合は、地図や営業時間が分かりにくい可能性があります。今一度、店舗の住所及びピンの位置が正しいところにあるのか、確認が必要です。
比較とトレンドで「変化」に気づく
「前月比」「前年同月比」「キャンペーン実施前後」など、期間を区切って比較することで、変化を把握できます。表示やクリックの急増・急減の背景には、店舗運営や外部要因が関係していることも多いため、必ず仮説とセットで確認することで、今後の対策も可能です。
Googleビジネスプロフィールのインサイトで分かる「ターゲットのズレ」
「想定していたターゲット層と、実際に検索している人が違う…?」そんなズレも、パフォーマンスのデータから見えてきます。
ここでは、検索キーワードから読み取れるユーザー像と、そこからの改善方法について紹介します。
実際の検索キーワードからユーザーの傾向を読み取る
インサイトデータで、ユーザーが実際に使用した検索キーワードを確認した際、「どのようなワードで検索されたか」がわかります。たとえば「カフェ 広島 中区」「ランチ 安い 広島」などが挙がれば、価格重視・立地重視の層に刺さっていると判断できます。
想定ターゲットと実際の検索ユーザーのズレが生じたら
運営者側では、「女性向けカフェ」を想定していたのに「男子 大盛り ランチ」などのキーワードが多い場合は、実際の流入層とのズレが起きている可能性があります。
そんなときは、店舗のプロフィール情報を、実際に検索しているユーザーに合わせて調整することが重要です。
具体的には
検索されているキーワードに合ったサービス名やカテゴリを追加・変更する
検索キーワードを意識して、ビジネス説明文をわかりやすく書き直す
写真や属性情報を、ユーザー層に合わせて更新する
こうした改善を繰り返すことで、本来届けたいターゲット層への露出機会を増やし、効果的な集客につなげることができます。
検索キーワードの傾向から想定ターゲットとのズレが見えてくることがあるので、実際に検索されている語句に合わせてプロフィールや説明文を見直すことが効果的です。
GoogleビジネスプロフィールのインサイトをMEO対策に活かす方法

MEO(ローカルSEO)において、データ活用は“必須スキル”です。
ここでは、パフォーマンスデータをもとにどのように上位表示につなげるか、また改善を継続するための仕組みづくりについて解説します。
上位表示につながる検索キーワードの抽出
Googleビジネスプロフィールの「パフォーマンス」では、ユーザーが実際にどのようなキーワードで検索して店舗を見つけたかを確認できます。この検索キーワードの一覧は、MEO対策における“生のニーズ”のヒントです。
たとえば「広島 テイクアウト カフェ」といった語句が出てきた場合、ユーザーは「広島でテイクアウトできるカフェを探している」ことがわかります。つまり、「地域」と「目的」がはっきりしている検索です。こうしたキーワードをもとにすると、「どんな人が、どんな理由でお店を探しているのか」が具体的にイメージしやすくなります。
これらのキーワードをもとに、ビジネス紹介文や投稿内容、サービス名などを自然な形で調整することで、Googleが「検索意図に合致している」と判断しやすくなり、ローカル検索での上位表示につながりやすくなります。
定期的な分析で改善を継続する仕組みをつくる
データ分析は「一度見て終わり」では意味がありません。
月に1回、定期的にパフォーマンスデータを確認することで、傾向の変化や問題点に早期に気づくことができます。
たとえば、毎月のチェックリストとして、以下の項目を見直すのがおすすめです。
表示回数や検索キーワードの変化
通話・ルート検索・クリック数の推移
イベントや投稿などの施策との関連性
こうした指標の動きと施策をセットで振り返ることで、データを“見るだけ”で終わらせず、次の改善につながる具体的な行動へとつなげることができます。
その上で、変化があった指標については「なぜ増えたか?減ったか?」という仮説を立て、次の改善アクションを決めて実行していくことで、MEO対策の持続的な成功につながります。
ユーザーの検索意図に合ったキーワード対策と定期的な振り返りがMEOでの上位表示に直結するため、月に1度はパフォーマンスデータを確認し、施策との関連を検証する習慣をつけましょう。
Googleビジネスプロフィールのインサイトが見れない・表示されないときの原因

ここまで、インサイトの活用方法などをお伝えしてきましたが、なかには「インサイトが表示されない」という場合もあります。
ここでは、表示されない理由や対処法、確認すべき設定について詳しく見ていきます。
表示データが反映されない主な理由
パフォーマンスデータが表示されない場合、まず考えられるのは登録や編集から日が浅いことです。Google側での反映には一定の時間がかかるため、情報を更新した直後はデータが表示されないことがあります。
また、検索数やユーザーアクション(通話・ルート検索など)が極端に少ないと、Googleが統計として有効と判断できず、数値が表示されない場合もあります。
これらのケースでは、数日から数週間ほど様子を見ることが基本となるので、まずは焦らず一定期間データの蓄積を待ちましょう。
オーナー権限・設定の確認ポイント
Googleビジネスプロフィールの登録から一定期間経っているにも関わらず、インサイトデータが見られない場合は、以下のようなポイントをチェックしましょう。
オーナー権限を持つアカウントでログインしているか
ビジネスが非公開になっていないか
正しい住所やカテゴリが設定されているか
上記の情報に不備があった場合、Googleの検索結果に表示されなかったり、データが上手く収集されない可能性があるので注意が必要です。
それでも解決しない場合のサポート対応方法
上記を確認しても表示されない場合は、Googleのサポートフォーラムやヘルプでの問い合わせを検討してください。また、ビジネス情報の誤りや違反が原因で表示されていないケースもありますので、設定内容の再チェックをおすすめします。
まとめ
Googleビジネスプロフィールのインサイトを正しく使えば、来店や問い合わせを増やすヒントが得られます。まずは自店舗データを確認し、ターゲットとのズレを把握したうえでプロフィール改善から始めてみましょう。









